林真理子著「夜ふけのなわとび」に学ぶワインの飲み方

こんにちは。

ワイン会Bordeauxスタッフの田中です。

文藝春秋から発行されている林真理子さんのエッセイ「夜ふけのなわとび」を読んでいたら、彼女のワインの飲み方が書いてありまして、大変面白く、参考になりました。

林先生曰く、

私などワインについてははっきりしていて、
「三万円以上のものは飲む」
と決めている。めったに飲めない高級品を人からご馳走してもらった時にだけ飲むことにしている。しょっちゅう飲むほど好きでないことを自覚した。

のだそうです。

なんという潔さ。

そして、なんという分かりやすさ。

ビールなら、何の予備知識がなくても一本200円払えば間違いのない完成した逸品を飲むことができるのに、ワインは安いものだと美味しくなかったり、飲み手に知識が要求されたり。

それがワインの良さで、のめり込むほど楽しいとお感じのワインフリークは大勢いらっしゃいますが、実際にはそれほど難しく考えずに、美味しければそれでいいし、深く考えないという飲み手のほうが多いはずです。

その線引きを、3万円という価格に求める潔さは、なかなか普通の人には真似できない事ではないでしょうか。

林先生はワインをしょっちゅう飲むほど好きでないとおっしゃいますが、実際には高価なものも含めて相当たくさん召し上がった末に行き着いた達観ではないかと思うのです。

相当なグルメだと思いますし。

そう言えば、何年も前に、林真理子先生が行きつけにしているドンチッチョというシチリア料理のお店に食事に出掛けたことがあるのですが、わたしなど美味しいお料理を食べ慣れていないので、ちょっとレベル高過ぎて、かえって口に合わないと感じたことがあるほどです(念のために申し添えますと、ドンチッチョは食べログでもTOP5000に入っている人気店で、お値段高くないのに美味しいと大評判の人気店です。いつも満席です)。

お付き合いなさっている人も、社会的に成功を収めた文化人が多いでしょうし、そんな林先生に3万円という分かりやすい線引きでワインを判断する方法を例示してもらえたわけですから、我々がワインを値段だけを切り口にして選んでも許されるような気がします。

ブドウの種類を勉強するのも役立ちますが、お値段だけで判断するというちょっと品のない基準で飲んでも楽しいワイン。

ワイン会Bordeauxでも、ご参加くださるお客様にワインのうんちくを押し付けることが無いように常に配慮してワインパーティーを開催していきたいと肝に銘じております。

都内でワイン会を開催しています。大勢で集まってワインを楽しみながら仲良くおしゃべりしましょうっていうパーティーです。おひとりでお時間があるときにフラリと気軽にご参加いただけますと、わたくし田中も嬉しいです!


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